ci_mark 腎臓病食とは

腎臓病とは

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腎臓病とは、その名の通り腎臓の働きが悪くなる病気です。慢性腎炎や慢性腎不全など原因や症状が違い、さまざまな病状があります。
病気の進行を抑えるには、食事療法が何よりも有効です。
腎臓の働きには大きく分けて3つあります
①尿を作って老廃物を体の外に排出する
腎臓は全身をめぐる血液の中から老廃物を取り除き、尿として排出します。
②体内の水分や塩分を一定に保つ
体内には水分や電解質(ナトリウム、カリウム、リン、マグネシウム、カルシウムなど)が決まった割合で含まれています。この割合を一定に保つように、腎臓からの排泄量を調節しています。
③ホルモンの産生
血圧の調節、骨の代謝に関連するビタミンDの活性化、赤血球の産生を促進するなどに関与したさまざまなホルモンを産生し分泌しています。
腎臓病の治療にはひとりひとりに合った食事療法が大変重要です。
食事療法の内容は、疾患の種類や病状、腎臓の機能などにより異なるため主治医との相談により決まります。
*食事療法のポイント*
①たんぱく質のとりすぎに注意する
食べ物に含まれるたんぱく質は体内で分解・代謝され窒素代謝物(老廃物)を作ります。
たんぱく質を摂り過ぎると、たくさんの老廃物を腎臓から排出しないといけなくなり腎臓に負担がかかってしまうため尿毒症の原因にもなります。
たんぱく質は肉類や魚類にはもちろん多く含まれていますが、ご飯やパン、芋類、野菜、果物にも含まれます。
指示されたたんぱく質の量をいろいろな食品からとるように心がけましょう。
②塩分を控える
腎臓の機能が低下するとナトリウム(塩分)を排出するはたらきが低下するため塩分のとりすぎには注意します。
塩分の摂りすぎはむくみや高血圧の原因になります。
具体的には1日の食塩の摂取量は3~6gに控えるのが理想的です。
減塩のポイントは糖尿病の食事のページをご参考下さい。
③エネルギーを十分にとる
エネルギーが不足すると体内のたんぱく質が分解されてエネルギー源となります。
その際、窒素代謝物(老廃物)が作られます。それではたんぱく質を多く摂るのと同じになり、たんぱく質を制限した意味がなくなってしまします。
そこでたんぱく質以外の栄養素である「炭水化物」「脂質」からエネルギーを補給します。
・たんぱく質を含まない砂糖やでんぷん、油類をうまく使いましょう
・マヨネーズ、ドレッシング、オリーブオイルなどは少量で高エネルギーを摂取できます
カリウムの制限がある場合
腎臓の機能が低下し血液中のカリウムが多くなり過ぎた場合にはカリウム制限の指示があります。
カリウムが多くなり過ぎると不整脈を起こす危険性があります。
・カリウムはあらゆる食品に含まれており、その中でも肉類、魚類、乳製品などの動物性食品に多く含まれ、次いで野菜、芋類、海藻、果物、豆類の植物性食品があります。
動物性食品からのたんぱく質の摂取を抑えることでカリウムも抑えることが出来ます。
・カリウムは水に流出する性質があります。野菜や芋類は小さめに切って水にさらすか茹でこぼしてから調理するとカリウムを減らすことが出来ます。
・生の果物はカリウムを多く含みますが缶詰の果物はシロップの方にカリウムが流出するため生の果物よりもカリウムの摂取量を減らすことが出来ます。
バナナ、グレープフルーツ、キウイは果物の中でもカリウムが多いので注意しましょう。

腎臓病食とは

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上記のポイントを抑えた腎臓病患者によって理想的な食事を指します。

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